久しぶりのロードバイク
ふとした休日。
最高の秋晴れである。
TREK Precaliber20 息子の愛車
SPECIALIZED TARMAC SL7 父の愛車
2台並べて、山に向かう。。
「雨沢峠」だ。
息子はこれで2回目の挑戦になる!
少し風邪気味の様子ではあるが、本人は頂上まで登ってみたい!と言っている。
とにかく無理せずに、事故のないようゆっくり頂上までアテンドしたい。
雨沢峠とは?
ここ中部エリアでは「東の雨沢 西の二ノ瀬」と言われる、有名な峠である。
距離6.3㌔ 最大標高差335㍍ 平均勾配5.4%で比較的登りやすい峠だ。
平均勾配で言えば、富士ヒルクライムと変わらないぐらいだろうか。。
富士ヒルクライムの21㌔に比べれば、6.3㌔の雨沢峠など簡単なように思えるが、
8歳の子供の足には、だいぶきついだろう。。。
よく考えれば大したものだ(笑)
雨沢峠コースレイアウト
雨沢峠は4つのセクションに分かれている。
それぞれのセクションを紹介していこう♪
上品野口のバス停は、stravaでのスタート地点となる。
第1セクションでは、緩やかな勾配からスタート。
ペダルを回し、身体を温めつつ、30km/gをめざしたい。(現状の僕は、30キロは厳しい(汗))後半気温を示す電光掲示板から、勾配がきつくなる印象。
息子は、まだまだ元気(笑)緩斜面では、シッティングでペダルを回し軽快に登っていくが、勾配がきつくなると急にペダルが回らなくなる。
子供用のマウンテンバイクなので、ギア比もロードバイクより思いし、僕のロードバイクと比べれば、小さい自転車の割には重量も重い。
そして、子供の脚力だ。当然だろうし、想像以上にきついだろうと思う。
第1セクション高架下辺りの勾配も7%ちかくありきつく、心拍がぐぅっと上がるが、ここ、火の用心の小屋第2セクションスタート地点も、いきなり勾配10%の坂が待っている。
頑張って一生懸命登るのではなく、軽いギアをクルクルまわし、休むぐらいの気持ちで登りたい。
息子はこの頃には、最初の元気そうな表情はもうない。。苦しそうな表情で一生懸命登っている。
ペダルも体重で踏むペダリングで、時速も全く上がらない。。
一緒に登ろうとすると、ビンディングシューズでは、転びそうになってしまうほどだ。
ただ、1つびっくりした事がある。この頃から、ペダルに体重を乗せて休むペダリングを、何を言ったわけでもないけど勝手に、覚えていた。。
子供の習得感覚って本当にすごいなぁ。
①重いギアで高トルク低回転で回すのか?、②軽いギアで低トルク高回転でまわすのか?。
火の用心の小屋10%の坂では、状況によって使い分けたい。
①では、足へのダメージが大きく、②では、心配へのダメージが大きいイメージだ。
それを越えると比較的に単調な坂が続く。それでも少しの緩急はある。急な坂ほど高ワット、緩い坂ほど低ワットになりがちなので、緩い坂ほど出力を上げ、きつい坂ほど出力を下げて休むようなイメージで登ったほうが、出力が一定になりやすく、タイムが伸びる印象だ。なれない頃は逆の事をやりがちなので注意したい。
「もう少し!頑張れ!頑張れ!」「あと4/1だ!」と声をかけると、「ほんと?!よし、頑張る!」と、元気になる(笑)
「頑張れば、下りだっ!」という言葉が、いっちょ前のローディーさんみたい。。。(笑)子供でもやっぱりダウンヒルは好きなんだな(笑)ジェットコースターみたいだもんね。
ここまで来ると、ゴールは目前!最後の力を振り絞り、出し切りたい。
県境の後すぐ、若干の下りがある。ここで休んでしまわずペダルを踏み、回す。一気に加速をつけて、ゴール前の坂に勢いをつけたい。
息子の声も弾んでくる。「もう少し!頑張れ!」「うん!もう少し!初めてゴールに行ける!」と、嬉しそう。なんだかちょっぴりたくましく思えた(笑)
ここまでよく登ったと褒めてあげたい。重いギアで重いマウンテンバイク。小さい身体に子供の脚力。僕の疲れとは比べられないほどに、きついはずだ!よく頑張ったね(*^^*)
雨沢峠 目標タイムと各セクションごとのタイム
2021富士ヒルクライム。ブロンズを目標にしていたが、達成できず。この結果を分析するに、1時間半190wをキープを出来ない。(参考資料https://cyclo.info) 雨沢峠なら平均230wで21分台が目安と言われている。まだまだ現状ではクリアーできる数字ではないが、来年こそは、ブロンズリングとりたい。そこで各セクションでの目標タイムをご紹介します。
まとめ
とある久しぶりの休日の風景である。
「山登りに行くか!?」「うーん、行きたいならいいよ。。」
小学2年生の男の子がお父さんの趣味に付き合ってくれたわけだ(笑)
厳しい顔を浮かべながらも、最後まで目標に向けて頑張る息子。
頑張りながら、どんどん成長していく。
まるで大人のローディーさんみたいに、ダウンヒルを楽しみに。。
大きくなったもんだと、感じながら、
今年こそ、自分の目標、富士ヒルブロンズリングを
息子のためにも取りたいと、再度思える日となった。
ありがとね(o^―^o)ニコ
付き合ってくれて(笑)
コメント